終着駅 トルストイ最後の旅
DR・パルナサスの鏡出演の俳優
クリストファー・プラマーが、トルストイを演じる。
クィーンのヘレン・ミレンが、妻ソフィア役
入りは、前二列が、ぱらぱら人が座っている以外、ほとんどぎっしり
40分前に受付して、もう、60番目だった。
理想と家庭のハザマでゆれるトルストイ。
世界三大悪妻の一人と歴史の人差し指に指差されたソフィアの、子供や家庭を守ろうとする姿。
13人も、トルストイの子供を生んだ女性を、悪妻と決め付けた世間の野蛮さ。
女性の地位が低い頃の、マスコミの怖さを見る思いだ。
映画の終わりに、キャストの名前が長々と映し出されるのは、明かりがついたときウルウル涙目が
直っているように、そのために、この時間はあるのだと、気がついた映画でした。
中高年には、ひとしお、味わい深い映画です。
クィーン、エリザベス2世、消されたヘッドライン などで活躍の、
ヘレン・ミレンの演技がソフィア役で炸裂。
他、あまり有名でない俳優さんは、シェークスピアものをやる実力派。
シェークスピアものを、劇場で現代、演じる俳優は、多分、
実力、教養のある俳優が選ばれるのだと思う。
皆、品があるのです。
ジェームズ・マカヴォイ スコットランド生まれ
若き秘書ワレンチンを演じる。(この名前、笑う人いると思う。)
この俳優さんは、ナルニア国物語・ライオンと魔女などに出演多分、
ヤギの妖精を演じた人と思う。
アンヌ=マリー・ダブ ロンドン生まれ
ジェームズ・マカヴォイと06年に結婚
アンヌュイな魅力の女優さん スミレ草のような。
トルストイの娘サーシャ役
超伝導体のヘレン・ミレンのソフィアとは、対照的な、冷静で静かな魅力が、
ソフィア対サーシャのシーンで、うねるような魅力となり、
地味だが、欠かせないムードを発する。
この俳優さんが出ると知って、この映画は、名作に違いないと、私は判断した。
ポール・ジアマッティ 米国生まれ
トルストイ主義者 チェルトコフ役 チエルトコフは男色らしい
トルストイの妻ソフィアと、激しく対立
シンデレラマンや、デュプリシティ・スパイはスパイに嘘をつく、私が熊に切れたわけ
他、いろんな作品に登場。
間抜けな役から、えろオヤジ、
そして、悪と善との間でクラリと動くような、シンデレラマンでの演技が、私は印象に残っている。
この俳優さんは、映画に立体感、深みを出す。
そして、映画全体のタガのような現実感を、作品にもたらす。
少し、泣きました。
実際のトルストイや妻、チェルトコフの映像も、終わりに流れる。
とても、丁寧に作られた映画です。
チェルトコフは、ほとんど、そっくり。
ヘレン・ミレンのソフィアは、やせぎす風。
実際の妻は、もすこしぽっちゃり風。
着膨れかもしれませんが、ロシアは寒いですから。
トルストイの俳優さんは、台詞なしで、困惑、さまざまな感情を、表情で表すのが、すごい。
欲を言えば、
その頃のロシア貴族は、フランス語を話していたのですから、
フランス語とロシア語で、この映画を見たかった。
英語なのが、残念でした。
モノクロの俳優さんの写真は、bunkamura tokyo の
映画パンフから。700円したけど、買いました。
とても、面白い。
また、後日私の思考散歩を書きます。
クリストファー・プラマーが、トルストイを演じる。
クィーンのヘレン・ミレンが、妻ソフィア役
入りは、前二列が、ぱらぱら人が座っている以外、ほとんどぎっしり
40分前に受付して、もう、60番目だった。
理想と家庭のハザマでゆれるトルストイ。
世界三大悪妻の一人と歴史の人差し指に指差されたソフィアの、子供や家庭を守ろうとする姿。
13人も、トルストイの子供を生んだ女性を、悪妻と決め付けた世間の野蛮さ。
女性の地位が低い頃の、マスコミの怖さを見る思いだ。
映画の終わりに、キャストの名前が長々と映し出されるのは、明かりがついたときウルウル涙目が
直っているように、そのために、この時間はあるのだと、気がついた映画でした。
中高年には、ひとしお、味わい深い映画です。
クィーン、エリザベス2世、消されたヘッドライン などで活躍の、
ヘレン・ミレンの演技がソフィア役で炸裂。
他、あまり有名でない俳優さんは、シェークスピアものをやる実力派。
シェークスピアものを、劇場で現代、演じる俳優は、多分、
実力、教養のある俳優が選ばれるのだと思う。
皆、品があるのです。
ジェームズ・マカヴォイ スコットランド生まれ
若き秘書ワレンチンを演じる。(この名前、笑う人いると思う。)
この俳優さんは、ナルニア国物語・ライオンと魔女などに出演多分、
ヤギの妖精を演じた人と思う。
アンヌ=マリー・ダブ ロンドン生まれ
ジェームズ・マカヴォイと06年に結婚
アンヌュイな魅力の女優さん スミレ草のような。
トルストイの娘サーシャ役
超伝導体のヘレン・ミレンのソフィアとは、対照的な、冷静で静かな魅力が、
ソフィア対サーシャのシーンで、うねるような魅力となり、
地味だが、欠かせないムードを発する。
この俳優さんが出ると知って、この映画は、名作に違いないと、私は判断した。
ポール・ジアマッティ 米国生まれ
トルストイ主義者 チェルトコフ役 チエルトコフは男色らしい
トルストイの妻ソフィアと、激しく対立
シンデレラマンや、デュプリシティ・スパイはスパイに嘘をつく、私が熊に切れたわけ
他、いろんな作品に登場。
間抜けな役から、えろオヤジ、
そして、悪と善との間でクラリと動くような、シンデレラマンでの演技が、私は印象に残っている。
この俳優さんは、映画に立体感、深みを出す。
そして、映画全体のタガのような現実感を、作品にもたらす。
少し、泣きました。
実際のトルストイや妻、チェルトコフの映像も、終わりに流れる。
とても、丁寧に作られた映画です。
チェルトコフは、ほとんど、そっくり。
ヘレン・ミレンのソフィアは、やせぎす風。
実際の妻は、もすこしぽっちゃり風。
着膨れかもしれませんが、ロシアは寒いですから。
トルストイの俳優さんは、台詞なしで、困惑、さまざまな感情を、表情で表すのが、すごい。
欲を言えば、
その頃のロシア貴族は、フランス語を話していたのですから、
フランス語とロシア語で、この映画を見たかった。
英語なのが、残念でした。
モノクロの俳優さんの写真は、bunkamura tokyo の
映画パンフから。700円したけど、買いました。
とても、面白い。
また、後日私の思考散歩を書きます。
by yamatokodou
| 2010-09-14 17:31
| 知の水脈 観る 読む