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アレキサンダー dvd 天才についてのメモ 

アレキサンダーというdvdを見た。
息をもつかせぬ展開だった。
ブラピの奥さんのアンジエリーナ・ジョリーが、アレキサンダーの母役をやっている。
アレキサンダーの母は、蛇巫女だったらしい。
彼女はアキレスの血を引く子孫と自分を誇る。
マケドニアの王の系列は、羊飼い。
王と、母との確執の中で、アレキサンダーは苦しむ
そして、側室に新たな男子が生まれる。

ほか、ペルシャ戦争、インド戦争のリアルな映像は、
当時の戦いぶりを、本からだけでなく、目から理解できる極めつけのもの。
駱駝部隊に鎌つき馬車、象部隊

その戦いぶりのものすごさ
怒り狂う象の迫力

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映画では、この映像が動き、ものすごいスピードで、戦いが展開します。

下の本を読んだあとで、この映画を見ると、面白さが倍増します。
アレキサンダーと父が、地下のギリシャ神話の壁画を、見る場面が映画にあります。
壁画と、この本の挿絵など比較すると、余計に面白い。
ギリシャ神話が、本より、生き生きとしたものとして、迫ってきます。
この映画は、賞もとらなかったらしいが、世界史や、文明比較の参考にもなり、
私にとって、はずせない映画。

ただ、アレキサンダーの主役俳優の鼻が、気に入らないのです。
もっと、高くあるべき。
脇役はすばらしいのに、主役の鼻の低さは、ずっと、気になった。
演技はいいのですが。

アレキサンダーも、神の声を聞いた天才の一人なのでしょう。
最後はスエズ運河を掘るような夢まで語っていて、
神の声を聞いた人間は、きっと、こんな風なんだろうと思う。

神の音楽を聴いたモーツアルトに共通の、独特の焦燥感と、人間という器が神の声に、
許容量いっぱいになり、破綻しそうな様子は、アレキサンダーも、モーツァルトも同じ。
そんな意味では、数学者のラマヌジャンという人も、同じと思った。
とにもかくにも、感動で、夜、寝苦しいような、うなされるようなぐらいの、感銘を受けた。
お勧め映画。
古い映画なので、半額の日に借りに行くとよいです。

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by yamatokodou | 2010-07-30 12:17 | 知の水脈 観る 読む
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