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鬼太郎カルタ 水木氏とサンデル氏

     鬼太郎カルタ 神保町大屋書店さんショウウインドウ
     反射してよく撮れなくて残念
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     河童
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     水木さんは、本当の空腹を知っているという。
     クリさんのブログより
          
     水木さんはご自身のことを、
    「生きるという気持ちが、他の人より強かったのだろう」
     と東京新聞インタビューで述べておられる。
     戦争から帰った水木さんは、妖怪の絵を描き始める。
     それとも戦争に行く前から、かかれていたのだろうか。

     養老毅さんの本で、
     中国の過酷な戦線から帰還された日本人に、聞いた話が載っている。
     養老先生質問
     「食べ物がなくて、お困りになったでしょう」
     帰還された方は、こともなげに答えられたそうだ。
     いや、食べ物は、そこらへんにたくさん「転がってましたから」
     確か、こんな様な内容の話だった。
     少し、ぞっとした。
     でも、生きる気持ちが強いとは、そういうことなのだろうと思う。
     戦争というような極限状態で、生きるというシステムは、
     その姿を、赤裸々にあらわす。
     しかし、われわれは、日々、複雑にカモフラージュされた今も、
     生きる という営みはしている。
     
     で、素敵なサンデル教授の、正義のお話
     船が、難破して、救命ボートにて
     食べるものなし、
     下働きのボーイさん、死にかけている。
     さて、殺して食べてよいでしょうか
     その場合、下働きという言葉が、私は引っかかる。
     奴隷だったら、どうか、
     有色人種奴隷と、自分達の王様、
     死にかけている人間を、さまざまに想定してみる。
     友人なども。
     かなり、えぐい問題になるが、
     そこまで突っ込んでみるのも、面白いと思う。
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     も一つ、
     はたして、そのような状態で、食欲があるものなのか
     という問題もある。
          
          
     トカゲの尻尾だって、
     「そこらへんに転がってるもの」だって、
      やはり、極限になって、生きたい気持ちが強い場合
     食べると思う。
     生きたい気持ちが強ければ。
     そこで、食欲のない人は、亡くなるのかもしれない。
     
     鯨は、食べたらかわいそうで、では、牛ならよいのか。
     野菜だって、音楽を聴くという。
     サンデル先生の授業と、水木さんの生きたい気持ちが強い問題は
     けっこう、つながっている問題かもしれない。

     

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by yamatokodou | 2010-10-15 13:08 | パワー・スポット参拝散歩
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