平常展東京国立博物館 法隆寺館と本館
似てるお顔
だから、何かといわれれば、7世紀の面を作った職人さんの流派の御子孫が、仏像を彫ったのではないか、と思うのです。
7世紀は、伎楽面に優れた技法のものが多く、仏像は、お顔は埴輪にある優しいお顔でありながら、全体としては、どこか技法が幼い。
どうしてなのか、疑問に思っていることの一つです。
」
地蔵菩薩立像
7世紀の木彫りの珍しい仏像
笑顔が、爽やかに優しい
全体像の技術は、高いとはいえない気がするが、笑顔の穏やかさが、それを補って余りある作品。
この初期仏像の、しかつめらしくない、理屈抜きに優しい微笑みは、幼子や、母性、父性の発する優しさのような気もする。
好きな、微笑みです。
この微笑は、天平になる頃から、なくなっていったように思います。
仏像の微笑みの質が、違ってきている。
白鳳時代までの、この仏像たちの爽やかな微笑みは、こけしの笑みに伝承されていったのかとも思います。
だから、何かといわれれば、7世紀の面を作った職人さんの流派の御子孫が、仏像を彫ったのではないか、と思うのです。
7世紀は、伎楽面に優れた技法のものが多く、仏像は、お顔は埴輪にある優しいお顔でありながら、全体としては、どこか技法が幼い。
どうしてなのか、疑問に思っていることの一つです。
地蔵菩薩立像
7世紀の木彫りの珍しい仏像
笑顔が、爽やかに優しい
全体像の技術は、高いとはいえない気がするが、笑顔の穏やかさが、それを補って余りある作品。
この初期仏像の、しかつめらしくない、理屈抜きに優しい微笑みは、幼子や、母性、父性の発する優しさのような気もする。
好きな、微笑みです。
この微笑は、天平になる頃から、なくなっていったように思います。
仏像の微笑みの質が、違ってきている。
白鳳時代までの、この仏像たちの爽やかな微笑みは、こけしの笑みに伝承されていったのかとも思います。
by yamatokodou
| 2010-05-27 16:10
| 心癒し 仏像 展覧会